自分の好きなもの

みなさんこんにちは。大学生のファイタンです。

 今日は自分が抱えているコミュニケーションの悩みを書くつもりだ。そして、その悩みを解決するための方針も書き実行するつもりだ。

 まず私は自分は聞き上手であると認識している。私は人と話すとき聞き役に回ることが多い。なぜならば、中学生の時インターネットで聞き上手な人はモテるということを知ったのをきっかけにとことん人との会話では聞き役に徹したのが癖になってしまったのが原因だろう。おかげで、相手との距離の詰め方や相槌、どのような質問をすればいいかなど、簡単に思い浮かぶ。やったことはないがインタビューとかが得意だと思う。実際初対面では会話は質問しまくりだからインタビューみたいなものだ。

 そんな自称聞き上手な私が抱えている悩みとはなんだろうか。それは、自分のことについて話すのがうまくできないということである。聞くのは得意だが聞かれると考え込んでしまうのだ。だからこそこれからは、自分の好きなものや考えていることをブログで発信することで、自分の考えを整理して固めたり、はっきり話せるようにしたい。

 さっそくやってみる。テーマは「自分の好きなもの」にして語ることにしよう。

 私はTRPGが好きだ。TRPGを知らない人のために説明すると、TRPGとはtable talk role playing gameのことであり、自分で行動を選択できて物語を進められるおしゃべりゲームのことである。イメージとしては人狼のような会話型ゲームに物語性を付与してドラマになった感じだろうか。このゲームに私はとにかくハマっているのだ。

 このゲームの魅力としては、やはりゲームの自由度の高さである。ドラゴンクエストなどRPGをプレイしたことがある人ならわかると思うが、モンスターとバトルするとき、キャラクターできる行動は選択肢に制限されている。こうげき、ぼうぎょ、どうぐをつかう、にげるの四択のみである。そこに私は狭せを感じていた。もっと自由に、選択肢にない行動をして遊びたいと思っていた。それが、TRPGでは可能なのだ。例えばだが、モンスターをよく観察して弱点を発見するとか、モンスターに説得を試みるとか、逆に挑発してみるとかなど。想像力や機転を利かせてその場に落ちているものを武器に変えて戦ってみたりとかもできる。”自由度、想像力、機転”が存分に発揮できるシステムになっていて、RPGには不可能だったかゆいところにまで手が届くシステムになっていている。

 またもうひとつ魅力的なのがランダム性も担保されているというところだ。先程あげたモンスターの観察なんかでも目星を振る場合などにダイスが使われる。100%成功するとは限らないというのが実に面白い。よりリアリティがあって緊張感が生み出される。これが物語をドラマチックに仕上げてくれるのだ。”ランダム性、緊張感、ドラマチックな展開”が成り立つゲームシステムでもあるのだ。

 最後に役を演じる面白さもまたTRPGの魅力であることも伝えたい。即興で演じるという小芝居を挟んだりするが、これもいろいろ好きにできるのである。キャラクター作成で、中世の貴族や引退した刑事、生意気なじじいからなんでもありで設定できて、それを演じれるのだ。

つづく